通信制の高校へなら、転入も編入もしやすい

転校でも、中途退学後の編入でも

親の転勤などで住所が変わった場合以外は、公立高校などではなかなか転校は難しい面があります。引越し以外の理由で転校を考えるのであれば、通信制高校が適しているでしょう。卒業への意志がきちんとあれば、むやみに落とすようなことはしません。転校も、2年次以降の中途退学後の編入も、随時受け入れているところもあります。時期を決めて年2回程度の募集としているところもありますが、転入でも編入でも、前の高校で取得した単位がそのまま生かせます。

高校生の20人に1人は通信制

以前は、通信制高校の存在がほとんど知られていなかったため、通信制という選択肢を選べないままでいる生徒も多かったのですが、現在は通信制高校の数も増え、高校生の20人に1人が通信制で学んでいます。通学制で、他に選択肢がない状態は、義務教育期間中に十分経験済みですから、もう通学制か通信制か自由に選んでもいい年齢でしょう。事実、通信制で学んでいる生徒はおおぜいいます。コースは実にさまざまで、途中でコース変更もできますし、自由度が高いです。

全日制高校への転校は狭き門

全日制高校は、入学試験で定員を満たすのが普通であり、転校生の受け入れは、引越しや帰国子女などに限られがちです。それでも欠員が出たら、補充するために受け入れることもありますが、募集人員分をまるまる合格させるわけでもなく、基準を満たさなければ、欠員があっても不合格になる場合があります。入学試験で不合格にした生徒との兼ね合いもあるのでしょう。帰国子女の場合は、編入試験時期に合わせて帰国時期を決めるなどの対策もおこなっています。

何らかの理由で高校を転校する場合、転校先の偏差値レベルは現在の高校より低めでないと難しいです、もし失敗した場合、元の高校に戻れないリスクもありますのでそこはあらかじめ今の学校側と相談したいものです。